アメリカン・ヒストリーX

★★★★★
内容：ネオナチ集団のリーダー・デレクは黒人を殺し刑務所に入ることとなった。
そして、数年後、戻ってきたデレクは弟に対し、「ネオナチをやめるように求める」
いったい、刑務所で、デレクに何が起きたのか。


感想：復讐の螺旋を終わらせる方法
ノートン作品の中でも、最高傑作である。
痛々しい、暴力描写もさることながら、ネオナチから、変貌を遂げるデレクの表情が生き生きと演じられていると感じた。
集団がまとまるにはやはり、カリスマが必要なのだろう。。ヒトラーにせよ、キング牧師にせよ。
それにしても、血が血をよぶんだなぁ、と最後に痛感した。