そして、ひと粒のひかり

そして、ひと粒のひかり
★★★☆☆
内容:コロンビアの小さな田舎町に住む17歳の少女マリアは、家計のためにバラ農園でトゲ抜きのバイトをしているが、
ボーイフレンドの子どもを妊娠。仕事をやめることに。
しかし、どうしてもお金が必要な彼女は、パーティで知り合った若者から、
"#麻薬を胃の中に飲み込みニューヨークへ密輸する"という仕事を紹介され、報酬ほしさに引き受ける。
彼女は、袋が体内で破れたら死んでしまう危険を知りつつ、62粒の麻薬を飲み込んだ…。


感想:62粒の麻薬と1粒のひかりを腹に秘め
ニュースとかで見る、麻薬の密輸のお話。こんなことが実際起きてるかと思うとなんだか悲しくなります。
前半はちょっとダラダラ間があるのですが、NYに向かうあたりから俄然引き込まれます。
税関の部分ではちょっと拍手しました。
"1粒のひかり"がポイント。あっ確かにひと粒だって思いました。


原題は「MARIA FULL OF GRACE」直訳すると「恩恵でいっぱいのマリア」
the Graces:ギリシア神話の美の女神たち:ZeusとEurynomeとの娘たちのことになるので、
"美の女神の大いなる助けを受けた、マリア"ってことかもしれない。
で、「そして、ひと粒のひかり」って邦題は内容とあっていて、素敵♪