ある子供

ある子供
★★★☆☆
内容:20歳のブリュノと18歳のソニアの間に男の子ジミーが生まれた。
しかし、ブリュノは定職につかず、生活は彼がひったくったもので成り立っていた。
そして、お金に困った、ブリュノはあろうことか、愛息子ジミーを売ってしまう。


感想:子供が大人に変わる瞬間にあるのは「責任」
平坦な撮影で、バックミュージックなんて一切なく、ストレートな作品だ。


題名の「ある子供」ってのは、おそらく、父親ブリュノのことなんだろうな。
遊んでばっかで世の中から背を向けて、お気楽そのもののまるで、子供のようなヤツなんだけど、
最後の最後に、大人に変化する。
ただ、それだけなのに興味深い映画だった。