父の祈りを

父の祈りを
★★★★☆
内容:IRAの抗争が激化した北アイルランドとロンドンで“ギルフォード・フォー事件”と呼ばれた衝撃の実話に基づくフィクション。
1974年10月5日、ロンドン郊外の町ギルフォードで起きた爆弾テロ事件。
多くの市民を巻き込んだこの事件の犯人として、関係のないアイルランド人の父と息子が逮捕される。


感想:真実を歪めるもの
ヒジョーに考えさせられる作品だ。
果たして、僕らは何を根拠に、事件の犯人を決め付けているのだろうか。
果たして、警察や検察が真実なのだろうか。


歪められた世界で生きるということは、自由を享受することより、ずっと難しいものだ。