ロスト・イン・トランスレーション

ロスト・イン・トランスレーション
★★★★☆
内容:CM撮影のため来日したハリウッド・スターのボブ。
彼は滞在先である東京のホテルに到着すると、日本人スタッフから手厚い歓迎を受けるが、
異国にいる不安や戸惑いも感じ始めていた。
一方、同じホテルには写真家の夫ジョンの仕事に同行してきた若妻シャーロットが滞在中。
彼女は新婚にもかかわらず多忙な夫にかまってもらえず、孤独を感じていた。
ホテルで何度か顔を合わせた2人は、やがて言葉を交わすようになる。


感想:伝わらないものを伝えること
[Lost In Translation]とは「通訳が下手」という意味だが、
作品の根底にあるのは「どうしても伝わらないもの」って意味だとおもう。
異国の地でさびしい想いをする男女の「伝えたくても伝わらない感」が存分に表現されていた。


それにしても、日本人の[R][L]の発音の違いについての指摘がしつこかった。


あと、しゃぶしゃぶやで肉ばかりのメニューを見て
「違いがわからないわ。。」
数時間後に
「今日のお昼は最悪だった」
「自分で料理するだなんて。。」
には笑いました。