トニー滝谷

トニー滝谷 プレミアム・エディション
★★★☆☆
内容:村上春樹原作の同名短編を、市川準監督が映画化。
ジャズ・ミュージシャンの息子として生まれ、
「トニー」という名を付けられた主人公がイラストレーターとなり、
仕事先の編集部員、英子と結ばれる。
幸せな結婚生活で唯一の問題は、英子が次々と新しい洋服を買うという依存症だった。


感想:小説を見るということ
小説を"見る"というのはこういうことをさすのだろう。
全編を通して、無機質でズームも何もなく、ただ横に流れるだけの映像。
それが、小説の持つ想像力を高める結果となったのではないだろうか。