ホワイト・オランダー




★☆☆☆☆
内容:15歳の少女アストリッドは母イングリッドと2人だけで暮らしていた。
父を知らないアストリッドにとって美しいが気が強く独善的な女性イングリッド
世界のすべてだった。
そんなある日、イングリッドが恋人を殺害し終身刑で収監されてしまう。
保護者を失ったアストリッドは福祉事務所の管理下に置かれ、里親探しが始まる。


感想:毒を放てない映画
ホワイト・オランダー」とは「白い夾竹桃」のことである。
その、「白い夾竹桃」とは強く美しくあるために毒を放つ花である。
つまり、母親は娘を守るため(いや、自分自身を守るために)毒を放ち続けたのである。
・・とう説明がなければさっぱり意味がわからないであろう。
でも、その毒を放つ場面もよくわからない。
特に大切なシーンを見せな過ぎる感じがイヤだった。
・どのように殺害したのか?
・どのように里親を死へ誘導したのか?


それにしても、この邦題のつけ方はどうなのだろう。。日本人には意味がわからん。
ホワイト・オランダー」。ってきり、"冬のオランダ"でのサスペンスだと
勘違いしていました。
僕なら、「毒のある花」とか「花の毒」って感じにしたなぁ。