Dearフランキー

Dear フランキー
★★★★☆
内容:夫のたび重なる暴力に耐えかね、祖母と幼い息子フランキーを連れ、逃げ出したリジー
そうした事情を知らずに育った難聴のフランキーはいまや9歳となり、まだ見ぬ父への想いは強まるばかりだった。
そんなフランキーに、「父親はアクラ号で世界中を航海しているので会えないの」と説明するリジー
彼女は父親のフリをして息子宛の手紙を書き続けていた。
そんなある日、本当にアクラ号という船が彼らの港町に寄港することになり、リジーは1日だけの父親を探す。


感想:愛の距離
まず、距離感が最高だった。母と子供、子供と偽父。母と父それぞれが、それぞれの距離と間をもって演じていたと思う。
息子を愛するが故に、ウソをつき始めた母親だったが、
実は一番の愛を他人へ与えていたのは息子フランキーだ!
母親への愛、友人への愛。多くの人からの愛に支えれて生きているフランキーならではなのかもしれない。。