愛についてのキンゼイ・レポート

愛についてのキンゼイ・レポート
★★★☆☆
内容:動物学の助教授キンゼイは、タマバチの研究に熱心な学者だったが、
初めての恋人でやがて妻になるクララとの初体験で失敗。
このことと、生徒から性の相談を受けたことがきっかけになり「結婚講座」を開く。
しかし、キンゼイの知識では答えられないことも多く、彼は性に関するインタビューを開始。
人々のセックスを研究し始め、そして発表した「キンゼイ・レポート」は一世を風靡するが…。


感想:愛は測れない
伝記ものとしては、かなり面白い部類に入る。(基本的にこの分野は苦手なの)
キンゼイがどうして、"性"の研究を始めたのかが丁寧に描かれていたと思う。


この研究は正しいと思ってるかと、質問されこのように答える
「"性"に関しては正しいよ。でも、愛までは測れないから。。。」
彼は興味本位で研究していたのでなく、真の学者であり、その前に愛を楽しむ人間だったのかもしれない。