バタフライ・エフェクト

バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション
★★★★☆
内容:少年時代、エヴァンは記憶を喪失する“ブラックアウト”を起こすことがしばしばあった。
彼が13歳の時、ひとつの出来事が原因で幼なじみケイリーとの仲が引き裂かれてしまう。もちろんブラックアウトが中にだ。
やがて大学生となり、ブラックアウトもなくなり平穏な日々を送っていたエヴァンは、ふと幼い頃の日記を手にとる。すると突然13歳のあの時の記憶が鮮明に蘇った、そう、彼は日記のブラックアウトの時に戻ることが出来たのだ。
果たして、彼のとる行動とは!?


感想:もしも・・・もしも・・・もしも・・・
誰もが夢見る、「もし、あの時ああなっていたら」を実現した話。
これは見事です。前半のビックリシーンの謎が一気に解けて行くあたりが良く出来ています。


結局、生物に「もしも」は必要ないんだろう。
今目の前にある現実ってやつを受け入れて、それを消化することが大切なのかもしれない。


ちなみに、「バタフライ・エフェクト」とは
「南米で蝶が羽ばたくと東京では嵐が起こる」って意味で。
「初期条件のわずかな差が時間とともに拡大して結果に大きな違いをもたらす」 ってこと。
日本語にすると、「風が吹けば桶屋が儲かる」ってことです。